最近「今年も数名の新顔シムがうちの世界に加わったし、まとめておこうと思います。新シムをならべますね。それにしてもこのシリーズ、ほんとに長い……(絶句)」みたいな記事を、つづけて書いてます。そして毎回「新顔シムはほかにもいるけど、残りの子は次回以降にしますねー」みたいにして終わってます。
というわけで、今回もそのつづき……最近(というか2024年近辺に)捏ねたシムたちの写真を保存してみようと思います。ぶっちゃけると、このシリーズはどうにかして、うまいこと年内でおさめたいです。ぎゃふん。
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そんなこんなで、本日冒頭の写真にいるシムは「二十年(以上)前のうちの創作から来た、再現シム」名無しのニナでした。
ニナを「シムとして捏ねた」のは、おそらく2022年より前です。
……って、全然今年のシムじゃないじゃん!
「うちの世界に、ニナという子がいるんですよー」
という記事を以前にも書いたことがあるので、今回あらためてご紹介するのは二度手間では?今年捏ねたシムに混ぜるのは、さすがに趣旨が違うのでは?という感じもする……のですが、今年になってから、ニナのチームのシムたちが随分増えました。
「チームのシムたち」というのは、ニナとおなじく「二十年以上前の創作から、シム世界に再現したキャラクターたち」という意味です。ニナたちは私が若い頃にこっそり書いていたお話の登場人物で、私にとってはいちばん付き合いの長い自作キャラクターたち。
なにかキッカケがないと、この子たちについてお話しすることは永遠になさそうなので、この機会にあらためて二十年前のお話からやってきた彼・彼女たちの写真をまとめて保存しようかな、と思います。もしお気が向かれましたらお付き合いいただけますと、とても嬉しいです。
二十年以上前の創作がどんな内容だったか、という話はあさっての方向にぶん投げておくことにして、キャラたちの設定を(思い出しながら)書きました。誕生日までハッキリ覚えてたのは、自分でもびっくりした。
「地球ではない、どこか別の星の話」だった気がするんだけど、地球の暦が使われてるのはどうしたんだろう。途中で「はるか未来の地球の話」という設定にチェンジしたんだったかな。設定は二転三転してるので、いろいろうろ覚えです。
ニナは「学校には通ったことがないけれど、読み書きと四則演算はマスターしている」「ほとんど感情を表に出さない」「ですます調でしゃべる」という十一歳でした。こうやって書いてみると、二十年前からキャラの好みが変わってないことに気がついて苦笑します。
ズエンはうちのすべての銀髪キャラの祖にあたるので、グリフィンもエルシーも「キャラの系図的には」ズエンの子孫ということになります。あの図体のでかい(しつれい!)男たちが、このちっちゃい子の子孫だというのは、なんだか不思議な感じがする。
おとなチームのふたり。
いつも作業着やズボンを身につけている王女さまと、童顔で学生みたいな魔術師。という組み合わせでした。わかりやすく活躍するのはハルのほうで、主人公の少女ニナを護衛しながら「敵対する魔術師」と対峙し、下町や下水道を野良犬のように駆けまわっていた。
アディは破滅型の(おとなチームにおいての)ヒロインだったけど、気絶したハルを肩に担ぎながら自分のズボンのうしろ側(腰のところ)にリボルバーを挟みこんだりしてて、冒険活劇っぽい人で楽しかったな。
二十年前の創作では、おとなチームは五人いたんだけど、いまのところシムズで再現してるのはこのふたりだけ。残る三人のなかには「砂色のコートを着た、密偵の女」というキャラもいた。密偵の彼女も作ってみようかなぁ。作るとしたら、アルファ髪が似合いそうな気がするな……と、妄想するのも楽しいです。
「公爵の子息」というのは、先に登場したズエンのことです。
トーリとセレーネは「若武者のような凛々しい兄と、館に閉じこもるはかなげな妹」という組み合わせで、個人的なときめきが詰まってた。セレーネをイメージ通りのシムとして再現できたのが、とても嬉しかったです。
この子は「公爵家のズエン」の姉、レオノーラ姫。
ズエンにはおねえさんが三人いて、レオノーラはいちばん下のおねえさんという設定でした。性格は厳格で、伝統的な分類の仕方だと「長男っぽい」とか「父親っぽい」とかに入れられそうなタイプだけど、内に秘めた気性は激しかった。十九歳。上のおねえさんふたりは結婚して、家を離れてる設定だったはず。
シムとして再現するとき、レオノーラの名前を思い出せなくて焦りました。二十年前の原稿を広げてみれば名前はそこに書いてあるんだけど「自分が若い頃に書いたお話を見たいのか」と問われると、見たくはなかった。なので、自分が付けそうな名前を片っ端から挙げていったところ、三十分くらいで思い出しました。ほっ。
この子は、ズエンの愛馬・シェルシーラ。女の子です。
二十年前の創作では「実物大の馬のかたちをした、黒い鎧のようなかたまり」「馬形の鎧のなかに何が入ってるのかわからないが、なんらかの動力によって生きた馬のように歩いて走って、人間の言葉を話す」「やがて、からくりではなく生命体らしいということがわかってくる」という謎設定でした。「馬形の鎧」っていうと何言ってるんだかわからないけど、私自身は馬形埴輪のようなものを想像してた。
シム世界では「人造一角獣(イミテーション・ユニコーン)」ということにして、みんなでいっしょにお世話しています。角がきらきらしてて、めちゃかわいいです。
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……というわけで。
以上が、二十年前の創作からやってきたメンバーです!
予想していたことでしたが、むかしの創作の話をするのはとても恥ずかしくて、背中のあたりがムズムズする……。
でも、この子たちは私にとって「代わりのきかない存在」であり「若い頃の私の気分を、年をとった(現在の)私のかわりに憶えててくれてる」とくべつなキャラクターたちなので、これから何十年でも彼・彼女たちと付き合いを続け、変わらずにかわいがっていきたいと思います。二十年前のキャラともこうやってシムズの世界で会えるのは、幸せなことだなーと思ってます。
お読みいただき、ありがとうございました!
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それでは、きょうはこのへんで。
シムはみんな、たくましくてかわいい!
Thanks to all MOD/CC creators!
And I love Sims!

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