アプデを待ちながら【子ども時代編】

2023年7月19日水曜日

【物語のカケラ】

t f B! P L



こんにちはー。

2023年7月18日夜(暦のうえでは、日付替わって7月19日)
馬パック発売に向けたThe Sims 4のアップデートを待ちながら、この記事を書いてます。

……と言いたいところなのですが、じつはこの文字を打っている現在、アプデはすでに来ています。

「今夜は夜ふかしして、アプデを待ちながらブログ書こうかなー」

なんて思って、のんびりブログ用の画像を編集してたら、いつのまにか刻限をすぎてて、しっかりとアプデが降臨していた模様。EAアプリを立ち上げたままにしてたせいで(?)「アップデート」のボタンが現れず、降臨に気づかなかった……!

うちの環境では「ページをリロード」しても「プレイ」のボタンが「アップデート」に変わらなかったので、一度EAアプリを落として再起動したら、ちゃんと現れました。「アップデート」のボタン。

というワケで、
EAアプリにアプデしてもらいながら、のんべんだらりとコレを書いてます。

本日は、釜ゆでのような酷暑でした


いやぁ、きょう(7月18日)の日本列島は全体的に異常な暑さでしたね。
私の住んでいるところは、人間の体温をかるく超える気温をたたき出しました。

そういう状況になると、人間の脳みそというのは「暑い。あぁ暑い」ということしか考えられなくなるのでしょうか。

夏の暑さのなかで涼しさを感じたい……みたいな内容のSSを、シムズで黙々と撮っている自分に気づきました。たぶんそのときの私は、ゆであがってよどんだ目をしていたと思います。

魔力の森が暑かった日の、午前中の話




これは、グリフィンやハンナちゃんが子どもだった頃の一場面。

ハンナちゃんはおかあさんに連れられて、魔力の森のあるじの館……ナーストレンド屋敷に滞在していました。

夏の早朝、ハンナちゃんはお屋敷を抜け出して、こっそりと友だちのところに向かいました。

友だちというのは、魔力の森のあるじの血を引く子でありながら屋敷を追われ、森の奥に追放されたグリフィン・スノウフイール。年は、ハンナちゃんのひとつ下です。

グリフィンが暮らしているちいさな小屋までの道を、ハンナちゃんは汗を拭き拭き登っていきました。ときどき水筒を開けて【ハトムギのお茶】を飲んだり、おかあさんがくれた【すっぱくてしょっぱいあめ玉】をなめることも忘れません。

どこまでもつづくかに見えた森の横手が急に開けて、さいはて湾の水面が見えました。グリフィンの小屋までの道は、あと一マイル半。小屋に着いてすぐグリフィンといっしょに駆けまわりたいのなら、ここで脚を休めておくといいでしょう。

ハンナちゃんは居心地のいい日陰を探そうとして、すぐ目のまえの大岩に先客がいることに気づきました。

ハンナ「グリフィン!あんた、どうしてこんなところにいるの!?

音楽の先生にも褒められる天下の声量は、やまびこになって響きわたりました。




グリフィン「……………。そんなに驚く?

感情の波があまり大きくない友だちは、感情の波がないままで言いました。

ハンナ「だってあんた、お昼まえに湾のほうに来ることなんてなかったじゃないの」

グリフィン「湾のまわりのこのあたりは【隔離区画】の内側だ。おれが自由に来ちゃいけないっていう法はない」

ハンナ「そりゃあそうだけど、あたしが言ってるのはそういうことじゃないよ。あんた、朝は鶏小屋のお世話があるでしょ?それから、午前中は血のめぐりが悪いからお部屋で本を読んでいたいって、まえに言った。そんなあんたがいま、小屋から一マイル半も離れた湾にいるから、びっくりしたんだよ」

グリフィン「あぁ……うん、そうだ」

グリフィンがたったそれだけ答えたのは、単純に説明するのが面倒くさいからでした。

彼がいま、さいはて湾のまえにいる理由はこうです。

寒冷な魔力の森のさらに奥地にあっても、今朝の小屋……グリフィンの住処……は蒸し暑く、居心地がいいとは言えませんでした。窓から入る風はおふろ場みたいななまぬるさで、そんな風に顔をなでられると、とてもではないけれど、朝の勉強(きょうは算数と歴史の予定でした)をはじめる気になれませんでした。

そこでグリフィンは森に出ると、涼しい場所をねこのように探し歩きました。みじかい放浪のすえに水辺までやってきて、気化熱について考えながら木陰にすわっていたのです。

グリフィン「…………」

ハンナ「答えたくないなら、答えなくていいけどさ」

あたしばっかり、好き勝手におしゃべりしすぎたかな?
ハンナちゃんは、そう反省して言いました。

グリフィン「おれは別に、怒ってない。……言葉が」

ハンナ「ことばが、なに?」

グリフィン「思ってることを言葉にするのは、面倒だ。話してないときのおれは、なんにも感じてない【ばか】に見えるかもしれないってわかってる。おまえはおれの友だちだから、おまえにそう見られるのはすごくイヤだ。でも、まだ昼まえだから」

ハンナ「ばかなんて思ってないよ。まだ昼まえだから、血のめぐりが悪いの?」

グリフィン「そうだ」

ハンナ「そりゃあ、つらいよねぇ」

グリフィン「…………」

ハンナ「…………」

グリフィン「…………。シャーロッタが今朝、ブルーベリーのパイを焼いてた」

ハンナちゃんと話しているうちに血がめぐってきたので、グリフィンは多少なりとも社交性を発揮して、新しい話題を提供しました。

ハンナ「ほんと?食べたいなぁ。シャーロッタはブルーベリーパイを焼くのが世界一上手だもん」

グリフィン「シャーロッタに頼んで、おれたちそれぞれ、ひと切れずつもらおう。おまえさえよけりゃ、いっしょに小屋まで歩きたいと思う。小屋に帰ったって暑いのは変わらないけど」

ハンナ「行くよ、いっしょに。だって、森の大岩のところで立ち話をするより、テーブルに着いてブルーベリーパイをひと切れ食べながらおしゃべりするほうが【一人前】っていう感じがしない?」

グリフィン「おまえの言うことは、ときどきよくわからない」

ハンナちゃんは、おかあさんからもらった【すっぱくてしょっぱいあめ玉】をひとつ、グリフィンにあげました。グリフィンはお礼を言って、それを口にほうりこみました。

そうして、ふたりは「ああでもない、こうでもない」と議論をたたかわせながら、小屋までの一マイル半をなかよく歩きはじめました……


おしまい。


意外とすごく長くなってしまって(自分でも)びっくりしております……
画像めっちゃ少ないのに(申し訳ないずら……)

きょうはもうひとつエピソードを書こうと思ってたのですが、さすがにそれは長すぎるので、次回以降にさせていただきますね。

文字だらけの記事をお読みいただき、ありがとうございました!


それでは、きょうはこのへんで。
シムはみんな、たくましくて可愛い!

(アプデ終わりましたー!)


Thanks to all MOD/CC creators and builders!
And I love Sims!


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