本日は、仕込み中のため「ロイヤルと裸足の魔女編」は、おやすみとなりますー。
そして……
じつのところ、最近「裸足の魔女編」でシリアスな展開が続いておりますため、最近のプレイヤーは、少々癒しを求めておりました……。(いや、「裸足の魔女編」を書くのは、勿論とても楽しいのです!信じられないくらい楽しい!……でも、結構いろいろ仕込みがハードだったりもします。スケジュールに間に合わなかったり……)
そこで「癒しと言えば、ハンナちゃんだ!ハンナちゃんのお顔を見に行こう!」と思い立ち、ある春の夜、スラニの灯台荘に降り立った次第。
なぜハンナちゃんが「癒し」かと言うと、彼女はうちの世界のスラニの「灯台守(見習い)」。何があっても揺るがず、友人たちが苦難に立ち向かう背中を見守り、もしかしたら「世界の行く先」をも見つめている……かもしれない、という女の子なのです。
彼女は、今夜はどうしてる?
それでは、本日もまいりましょう!
*
あたたかな夜。
海に面した灯台荘のウッドデッキで、ハンナちゃんが何か考えていました。
ハンナ「…………?」
どしたの?ハンナちゃん。
ハンナ「うん……。どこかで誰かが、闘いに身を投じてるような気がする。それが誰かは、わからないけど」
ああ……。
それはきっと、ハンナちゃんの遠い親戚にして幼なじみ、ロイヤル・バーンウッドの苦難を感じ取っているのでしょう。彼は今、とても頑張っています……。
ハンナ「…………。ごはん作ろ。こうやってソワソワしながら心配してても、あたしに出来ることは、何もないから。それに引き換え、今あたしがごはんを作れば、ソニア姉さまやコハクを満腹にできるからね?」
ハンナちゃんがごはんを作っていると、ガレくんが訪ねてきました。
ガレ「こんばんは、ハンナお嬢様。美味しいココナッツペーストを買ったから、おすそわけに来ました」
ハンナ「ガレ、いらっしゃい!ちょうどいいや。ごはん食べていくといいよ。そのへんにすわってて?ソニア姉さまは、外に居ると思う!」
そのソニア姉さまは、お洗濯中です。
めずらしく、手洗いしてます。
ソニア「うん。洗濯板なんて、懐かしいくらい久しぶり。今夜はよく晴れてるから、干しておけば朝までに乾くと思ったのよ?衣裳を糊づけしてるの」
(※ソニア姉さまのお仕事は、音楽家です)
末っ子・コハクはお絵かき中です。
コハク「あのね、コハクは壁飾りを作ってるところなの。可愛い飾りを作ったら、取り換えっこしてベッドの横に貼ろうねって、ストロベリーと約束したんだ。みんなには、内緒なんだよ?」
ストロベリーは、ガレくんの妹です。
いつのまにか、仲良くなったんだね。近所に友達が出来てよかった!
夕食後。
夜空を見上げ、「どこかで闘っている友達」に想いを馳せている、ハンナちゃんの姿がありました。
ハンナ「……プレイヤー。闘いは、いつか終わるよね?すべての傷はいつか癒えて、みんなが重い荷物を下ろせたらいいと思う。そんなの夢かもしれないけど、そうなったらいいと思ってる。あたしの友達は、つらい運命に立ち向かってる子が多いから。……グリフィン、ロイヤル。そして、あたしのティモ。……あたしは、彼らにいつ呼ばれても応えることができるように、ここに暮らしてるんだ。ここは【灯台荘】。だから今夜も、あたしはこの家のあかりを守るんだよ?」
うん、そうだね……。
そして星空はまわり、静かに夜が更けていきます……。
つづきます!
*
今回お借りしたポーズ
新生まるきぶねスローライフ 様
(SSの1枚目:ハンナ。SSの5枚目:夜空を見上げるハンナ)
他、たくさんのMOD・CCのお世話になりました。
すべてのクリエイター様に、心より感謝しております!
Thanks to all MODS creators!

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