囚われの兄を訪ねて(POSE保存)

2020年9月6日日曜日

POSE置場(自作) カー家 マジカル後継者世帯

t f B! P L
こんにちはー。

本日も、仕込み中のため「ロイヤルと裸足の魔女編」は、おやすみですー。
そして……

今日は、最近素敵なオブジェクトをお借りして、ポーズを作って遊んでた時のSSを保存したいと思います!Twitterでお披露目済みのものに一枚だけ画像追加……という感じになるでしょうか。もしよろしかったら、ちろりとご覧くださいませ。モデルさんは、今日もグリフィンとポーラスターの兄妹です……!

という訳で。
カモン!スクリーンショット!


じゃん。

やや「誰?」という感じですが……


「髪が魔力で銀色に脱色される前」のグリフィンと……


珍しく髪の毛をおだんごにしたポーラスターです。

こちら、十年ほど前の「ポーラスターの心象風景」です。森の家に閉じ込められていたグリフィンは、ポーラスターにとって「籠のなかの小鳥」のように思えたのかもしれません。


すぐそこに居るのに、届かない兄。

いつも窓越しに顔を合わせていたふたりです。たとえば、お互いの手を引っぱったり、お兄ちゃんが妹をおんぶしたり、肩をつつき合ったり……といった子供らしい遊びをすることも、一切ありませんでした。

この兄妹が「本当に」肩を並べて歩き出すのは、グリフィンが森の家を脱出して姿を消し、ポーラスターが兄を追いかけて一族を抜けた時……。グリフィン、18歳。ポーラスター、17歳の時でした。(ちなみに、この時グリフィンが「攫った」ロイヤルは16歳。ポーラスターに連れられて旅に出たクラリッサは、まだ4歳でした)


そして、現在。

森の家を出て、旅路の果てに自由を得たとはいえ、グリフィンはまだ自分の運命に囚われています。

このお話、もう何十回も書いているので恐縮ですが……彼は「近い将来、自分の呪われた魔力に侵食され、感情のすべてを失って斃れる。そうして、ただ膨大な魔力を放出し続けるだけの【装置】になり果てるだろう」……そう予言されています。


しかし、彼も彼の妹も、それほど運命を悲観していません。宿命を超えること、宿命を打ち負かすことは出来なくても、彼はまだここに居る。そして、彼にはまだやることがあるのです。腐敗した一族を改革する、という大仕事が。


彼の顔つきは今、穏やかであり、


彼の妹は今、やがて来るはずの運命を吹き飛ばすように笑っています。


今はまだ、肩を並べて坂道をのぼろう。
恐れることはない。
涙はまだ、必要ない。
誰もがいつか、気づくだろう。
その闘いも、その願いも、彼女に手渡されたということに。


……そんなこんなで。
今回は、イメージ画像っぽいSSを並べてお送りしました……。お借りした鳥籠がとても美しくて、プレイヤーは延々眺めてうっとりしていたそうですよ……!

それでは、今日はこのへんで。
シムはみんな、たくましくて可愛い!


鳥籠のオブジェクトは、
SIMの
よりお借りしました。いつもありがとうございます!

Thanks to all MOD/CC creators!

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