「兄たちとの世界旅行の途中で迷子になった」という小学生クラリッサも加わって、ますます賑やかになったカー家のその後の生活を、今回はお届けします。
*
「陰鬱なる鬼才」マダム・メルローズは、バンビの世話にもすっかり慣れて、随分快活になりました!
慣れた手つきでベビーチェアにすわらせるマダムと、マダムを信頼しきって見上げるバンビの透き通った瞳。
良い光景です。
そして、クラリッサも…。
テレビの前のソファで、ゆっくり宿題をしたりする夜。
穏やかなファミリーになりました。
それにしても、クラリッサっておしゃれな女の子だなぁ。
その頃、アパートの外では…。
雪の夜だというのに、ミナキ家(子世代)のハンナがベンチで寝てました。
こごえちゃうよー!
バンビを掲げたりおんぶしたりして、たいへんアクティブに遊ぶマダム・メルローズ。マダムの足腰の健康に、バンビはひと役買ってます。
バンビ、よかったねぇ!ピーターパンみたい!可愛いなぁ…!
そして、サンマイシューノの夜が明けはじめます。
あれ?まだ外でハンナが寝てる…。
と、思ったら。
別人でした。
え、誰…?
と、そこに、早く目が覚めたクラリッサが元気に「雪の天使」を作りに来て、この「誰か」さんを発見。ぴたりとその足が止まりました。
クラリッサ「…………?お姉ちゃん…?」
そして、クラリッサは狼狽えながら朝の往来で大声を張り上げ、叩き起こします。
クラリッサ「お姉ちゃん!ポーラスターお姉ちゃんってば!なんでこんなとこで寝てるの!?ねえ、起きてよ!」
しかし、ポーラスターさんは叩き起こされても「んあ…」とか言っただけで(実話)なぜか全然起きません(実話)。クラリッサとプレイヤーはあきらめず、もう1回叩き起こします。
ポーラスター「………?あれ、クラリッサ?」
クラリッサ「お姉ちゃん!よかった、一生会えないかと思ってたーーー!!」
急速に朝日が昇る中、喜びのハグです。
ポーラスターはまだ半分ねぼけてます…。
思わぬ再会に大興奮のクラリッサは、広場の泉にコインを投げ入れて、幸運の神さまに感謝します。
クラリッサ「神さま、ありがとう!!」
満ち足りているクラリッサの横で、ポーラスターは、突然どこからか地面に投げ捨てられた(※バグかなにかです)ポークアドボを拾い食いしてます。
ポーラスター「うん、おいひい。都会は食べ物に困らないって、本当なんだね」
おいひいですか。よかったです。そのポークアドボは、ブレント・ヘッキングさん(今日の売り子さん)製作です。
その後クラリッサは、お姉ちゃんを質問攻めにします。
クラリッサ「ポーラスターお姉ちゃん、どうしてひとりでこんなとこにいたの!?世界旅行はどうしたの!?もうサンマイシューノを出発しちゃったかと思ってたんだよ!?お兄ちゃんたちはどこ!?わたしはマダム・メルローズのおうちにいるの!マダムのおうちは、カルペッパーハウスの19号室だよ!お姉ちゃんも来る!?」
ポーラスター「クラリッサ、落ち着きなよ。兄さんたちはいないよ。先にサンマイシューノを発ったんじゃないかな。わたし、どうやら迷子になっちゃったみたいなんだ。旅の資金が尽きたから、ここで寝てたの」
クラリッサ「もーーー!心配したんだからーーー!!」
そうこうしてるうちに、時刻が朝8:00に。
クラリッサ「あ!わたし、学校行かなきゃ!お姉ちゃん、行くとこないならマダム・メルローズに泊めてもらってね?ひとりで行けるでしょ?カルペッパーハウスだからね!」
ポーラスター「あ…。行っちゃった」
というわけで、
カルペッパーハウスを探し当てた(といっても、広場と目の鼻の先ですが。笑)ポーラスターさん。
ポーラスター「19号室…。ここだね…」
お部屋にて、マダム・メルローズに突撃します。
ポーラスター「突然すみません、マダム・メルローズ・カーですか?クラリッサ・ノーマンがお世話になっているとお聞きして、お礼に伺いました。わたしはクラリッサの姉のポーラスター・ノーマンで…」
しかし、マダム・メルローズは最後まで聞かずに遮ります。
メルローズ「やれやれ、まさかあんたも迷子っていうんじゃないだろうね。あんたたちきょうだいは、どうしてこのサンマイシューノの大都会の中からあたしの部屋を見つけるんだろう。金属探知機でもついてるのかい?」
ポーラスター「きんぞくたんち…?」
ポーラスターさん、マダムは「あんたたちには、メルローズ・センサーが付いてるのか」って言ってるのだと思うよ。
マダムが怒ってるように見えたので、何か気に障ることを言ってしまったかと狼狽するポーラスター。
違う、違う!ポーラさん、だいじょぶだから!マダムはちょっと気難しいだけだから!
メルローズ「やれやれ、これ以上家がうるさくなるのは願い下げなんだがね、ちょっと待ってなさい。あんたのベッドを用意するから」
ポーラスター「え…?」
というわけで、クラリッサ登場の時とおなじように神速お片付けして、ベッドをもうひとつ購入するマダム・メルローズ。バンビをおんぶして鍛えた足腰を活かし、新しいベッドを自力で設置します。すごい。プレイヤーもマダムみたいに年を重ねたいです。将来は、マダムみたいなシニアになりたい。
すっかり感激したポーラスターは、お礼にマダムのグリルで焼きリンゴを作ります。
ポーラスター「マダム・メルローズは素敵なシムだわ。わたし、マダムのお役に立ちたい」
そんなわけで、マダムの代わりに(実際、たまたまちょうどいいタイミングで)壊れた配電盤の修理をするポーラさん。あっ!というまに修理完了しました。さすがは、冬のベンチで眠るサバイバル・ガール。
15:00。
クラリッサが学校から走って帰ってきました。
クラリッサ「よかった!ポーラスターお姉ちゃんが、ちゃんと居る!またふらふらいなくなっちゃったら、どうしようかと思ってたの!」
ポーラスター「あのね、クラリッサ。実は、わたしもマダムのお世話になることになっちゃった」
クラリッサ「そうなるって思ってたよ!マダム・メルローズは優しいシムだもん!」
ということで、どんどん賑やかになるマダムの部屋。
安アパートの小さな部屋は、そのうちマダムが面倒を見るシムであふれかえってしまうかもしれませんが、それはまあ、また別のお話。
ポーラスターは早速、バンビを寝かしつけたり見守ったり、子守りもしてくれています。
でこぼこな一家のふしぎな生活は、まだはじまったばかりです!
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