カノコへの想いを口にして、何かを決意したナッシュ・ワイルダーが「相談に行く」と言って出かけていきます。今回は、彼を追いかけたいと思います。
到着した場所は…。
スラニのミナキ家別邸・潮騒荘(ピア・パーフェクション)でした。
たまたま四姉妹の母フリーダ・ミナキが家の前にいて、出迎えてくれます。
フリーダ「ナッシュ?久しぶりね!」
ナッシュ「ご無沙汰してます、フリーダ。今日はご相談が」
フリーダ「…………!いいわ、お入りなさい」
フリーダ「なあに、相談って」
ナッシュ「相談とは、誠意についてのことなのですフリーダ。おれは年若い女性を愛していて、妻にしたいと思っています。しかし年齢差を考えると、彼女を生涯にわたって縛るのは、かえって不誠実なのではないかと思えてくる。彼女は今、学校をやめて大人として暮らしているが、本来ならまだ学生の年齢なんだ」
ナッシュ「しかも、おれは彼女の気持ちに甘えて、どっちつかずな態度をとり続けた。こんなおれに彼女の夫になる資格があるのかどうか、あなたの意見を聞きたいのです」
フリーダはその言葉に、声を響かせて笑ったとか、そうでもなかったとか。
フリーダ「あなたって、自分を迷路に閉じ込めてしまうのね。あなたは自分が思っているより真面目で、その生真面目さが、網のようにあなた自身にまとわりついてしまう。そこが魅力なんだけどね。ま、あなたが今やるべきことは、理屈で考えることじゃなくて、自分の気持ちに正直に行動することよ。だって、あなたみたいなシムが考えを打ち明けたってことは、もう心は定まってるのでしょう?」
ナッシュ・ワイルダーは考え込み、立ち上がってこう言ったとか、そうでもなかったとか。
ナッシュ「そうですね、おれの気持ちは定まってます。ちょっと心を整えてくる」
フリーダ「そうなさるといいわ。そして、あなたを待つシムのところにお帰りになってね、遅くならないうちに」
こうして潮騒荘をあとにしたナッシュが向かった先は…。
海。
泳ぎます。泳いで泳いで泳ぎまくり、自問自答するのです。
運動は、頭を活性化させます。
夕方になっても泳いでました。
そして。
ナッシュ「よし、やるべきことをやろう」
そして、ウィロークリークに帰宅したナッシュを、ボリスが出迎えます。
ナッシュ「はは、ありがとうボリス。おれは勇敢には程遠いシムだが、おまえに励まされると勇気が出るよ」
そして…
いよいよ、その時がやってきます。
ナッシュ「カノコ、聞いてほしいことがある」
カノコ「え…?何、急に…」
今こそ。
おおお…!!!
おめでとう、ふたりとも!!!
と、思いきや、
なんやかんや怒り出すカノコ。
ナッシュ「な…なんだ?何かおれに問題があったか…?」
カノコ「違うの!違うの!あたしは今、すごく嬉しいんだけど、ほんとはあたしがナッシュにプロポーズしようって思ってたの!そのはずだったの!いつかナッシュにふさわしい大人の女になって、ナッシュを迎えに行こうと思ってたの!!」
そして、ハッと我に返ったカノコは。
カノコ「ご、ごめんねナッシュ?嬉しいのは、ほんとなんだからね?リコンするとか言わないでね?」
ふたりは、まじまじと顔を見つめあい、やがて笑い出したとか、そうでもなかったとか。
ナッシュ「とりあえず一杯やらないか、カノコ?もちろんノンアルコールで。ふたりの新しい出発に際して」
カノコ「いいよ、そうしよう!今日は大晦日でもあるしね!」
ふたり「これから、よろしく!!」
さあ、そうと決まったら、ドレスや式場の準備です!
ウィロークリークに、新しい夫婦の誕生です!
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿