こんにちはー。

本日は、また「ロイヤルと裸足の魔女編」ですー。
お屋敷を追われそうな従姉妹・レイニーを助けるため、グリフィンとポーラスターはついに「進撃」を開始しました。レイニーが口をつぐみ、隠そうとしている事実を、グリフィンは順番に明るみに出していきます……。

それでは、本日もまいりましょう!




グリフィン「おまえがどういった契約の許に、この屋敷に住む権利を得たのか……おれはそれを洗い直した。それで、わかった。契約していたのは、おまえ自身じゃない。おまえの母親だ。レオノーラ・ノーマン……そして、レオノーラが契約した相手も、親父自身じゃなかった。彼女は二百五十年前、おれの祖先と契約を結んだ。レオノーラは並外れて長命だった……。レイニー、おまえも親父も、ただその契約を引き継いでいただけだった」

グリフィンの指摘に、レイニー・クレイフィールドはぽかんとしていました。大きな目をもっと大きくして、彼の顔を見つめています。


グリフィン「……?違ったか?そんなに驚くことじゃないだろう。おまえが新しく契約を結び直したのでなければ、レオノーラの古い契約のままだ。おまえのほうが、よくわかってるだろう……」

あまりにも「びっくりされた」ので、流石のグリフィンもやや戸惑って言いました。

レイニー「ええと……あの、はい」

レイニーは頬に手を当てて、パチパチとまばたきしました。


レイニー「ドキドキ……しました。おかあさんの秘密を……グリフィン様がご存知だとは、思わなかったのです。もう誰も……おかあさんの歳のことを知ってる方は、居ないとばかり」

グリフィン「調べなければ、おれも知らないままだった。長老様がたの会議所に、古文書が残ってた……レオノーラ・ノーマンの誕生日は、今から二百九十年ほど前の冬。それを読んで、おれは訳が分からなくなった。何かの間違いじゃないかと思った」


グリフィン「よく考えてみなくても、おかしいだろう。レイニー、おまえはおれやポーラスターの従姉妹。おれの父・ウルハの妹の子……そう聞かされてた。だが、レオノーラがウルハの妹であるはずがない。何百年も前に【妹】が生まれてるはずがない

そこまで話したところで、グリフィンはハタと口をつぐみました。何百年も前に生まれた女が、今を生きるシムの【妹】であるはずがない……そりゃ、そうです。論理的に説明しようとした結果、彼はなんだか間抜けなことを言いました。

グリフィン「だが、ある意味では」

持ち前の「大雑把」を発揮して、彼は自分の間抜けさをほっておくことにしました。平然として、話を続けます。


グリフィン「ある意味では、レオノーラは確かにウルハの妹だった。レオノーラは元々傍流の出だったが、一族の女であり、ノーマン姓を持ってた。彼女は生まれつき身体の成長がゆっくりで、三十歳を過ぎた頃にまだ、十歳ほどの子供の姿だったという」

グリフィン「二百五十年ほど前、彼女は当時のノーマン家当主と契約を結び、この森に移ってきた。当主は、彼女の不老の秘密を研究させてもらうことを条件に、彼女の衣食住を保障した。レオノーラ・ノーマンの研究は、延々続けられた。長命すぎた彼女の身柄は、当主の死後、彼の息子に相続された。息子が老いて死ぬと、そのまた息子に。……そうして時代はくだり、ついにおれの父ウルハが、彼女を受け継いだ


レイニーは足許に目を落として、母の歴史をじっと聴いています。彼女自身、母の物語をあらたまって聞かされるのは、初めてのようでした。

グリフィン「親父とレオノーラは、どういう訳か馬が合ったらしい。その頃には、レオノーラも既に、大人の姿に成長してた。それまで森の地下の実験室で管理され、陽の光を見ることがなかった彼女に……親父は【いくらかの自由】を与えたいと考えたようだ。親父は、彼女を屋敷に呼び寄せたかった。だが、何百年も地下の闇のなかで生き、今では【出自の知れぬ魔女】と呼ばれるようになった彼女を、格式ばった屋敷に入れるのは難しい」


グリフィン「それで、親父は細工をした。四年かけてニセの証拠をでっちあげ、レオノーラ・ノーマンを自分の異母妹だと偽る書類を作ったんだ。親父の親父……おれの祖父には、愛人が多かった。だから、レオノーラを愛人の子……親父の【母親違いの妹】と偽ったところで、たいした問題は起きなかった。……というか、【彼女が、愛人の子ではない】と、まわりの者が証明することのほうが難しかった。ウルハが屋敷に彼女を招いた時……彼女の横には、彼女そっくりの子供が立っていた。レイニー、それがおまえだ

つづきます……!

今回のポーズ

SSの2枚目(グリフィン、アップ)
SSの5枚目(グリフィン)
SSの7枚目(ポーラスター、横向き)

以上3枚のポーズは、
よりお借りしました。いつもありがとうございます。

また、今回もたいへん多くのMOD・CC・ギャラリー作品のお世話になりました。
すべてのクリエイター様に、心より感謝しております!
Thanks to all MOD/CC creators and all builders!

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