お変わりございませんか?
現在、当ブログは「長々としたストーリー」をプレイ日記風に連載中です。が、ストーリーのどこから読みはじめても大丈夫だと思いますので、お気が向いたら最新記事からのんびりご覧くださいませ。
(今までのストーリーは「マジカル旅人世帯」のラベル付き記事をどうぞー)
それでは、本日もまいりましょう!
*
大魔法使いである【盟主】の情報を求めて、マル・フォーンを訪ねた水の精霊・シャーロッタ。マルは話を聞くために、サンマイシューノの自宅にシャーロッタを招きます!
来ました。
カルペッパーハウス18号室。
時刻は朝の8:00です。
マル「ただいま、シルキー!……あれ、あの子はもう学校行っちゃったのか…。うち、妹がいるんです。まだ小学生なんですけど」
シャーロッタ「素敵です…。わたくしも、その年頃の子供たちと暮らしたことがあります。楽しい毎日でした…」
そうだね。その子たち、今ではすっかりおっきくなって、ストレンジャービルで冒険して謎の胞子に感染したりしてるけどね…。
シャーロッタ「…………?なにか、ゴーストの気配がしませんか…?」
マル「ああ、あれはご近所のキンバリーさん。また遊びにいらしてたのね。とても楽しいゴーストだから、気にすることはありませんよ」
シャーロッタ「はあ」
シャーロッタの話を聞くために、マルはスキッとした飲み物を用意します。
いやしかしマルさん、6杯も用意する必要ないんじゃない…?
マル「さあ、ミズ・ニュームーン。どうぞお話を聞かせてください」
その言葉に、シャーロッタは目を伏せて息をつき…。
シャーロッタ「マルさんは、大魔法使いである【盟主】のことについて、なにかご存じありませんか?今どこにいるか、とか…」
マル「【盟主】?それは【盟主】ヴェルヴェット・ゴールドベルのことですか?」
シャーロッタ「はい…。実はわたくしの大切な方々が、とある呪いにかかっているのです。それを解く手がかりが【盟主】のもとにあるのではと考えまして…」
マル「名高い【盟主】の助けを乞いたいということは、その呪いはよほど手ごわいものなのでしょうか」
シャーロッタ「はい…」
マル「うぅん…」
マルは考えこんだあと、これは噂ですが、と前置きして続けます。
マル「この10年間というもの、【盟主】の姿を見た者はいないという話です。その消息は、魔法界の大きな謎のひとつなんです。【盟主】は古代の魔法を復活させる実験に失敗して、ゴーストになってしまったらしい…なんて言うシムもいるくらいです」
シャーロット「…………!」
マル「噂の域を出ませんよ」
その時、お部屋のドアがノックされました。
マル「ミズ・ニュームーン、すこし失礼します。……はーい、どなたですかぁ?」
お隣さんこと、19号室のマダム・メルローズでした。
メルローズ「マル、頼みがあるんだけどね、明日はうちの大きい子たちが出かけるんだよ。あたしも締め切りが近くて手が離せないから、明日バンビを預かってくれないかい?」
マル「もちろん、いいですよ!バンビのおやつはサンドイッチで構わない?」
メルローズ「そうだね、頼むよ」
そして、メルローズはあっというまに帰っていって…。
マル「…お待たせしました。今のは、お隣のカーさんです。カーさんは、子供や赤ちゃんを引き取って育ててるの。最近は、若い女の子がファミリーに加わりました。お話の続きを…ああ、待ってください。フルーティーな炭酸飲料をもう1杯入れるわ」
マルの話に、シャーロッタはほほえんで頷くだけです。
森で兄弟と隠れ棲んでいたシャーロッタには、マルやメルローズの生活は、想像もつかないほど温かく、まぶしいものに見えるでしょう…。
マル「【盟主】についてあたしが知ってるのは、今お話ししたことだけなんですけど…」
マル「20年くらい前に【盟主】と会ったことがあるというシムを、ひとり知ってます。フリーダ・ミナキ。伝統ある大道芸人一族の、現在の筆頭です。彼女は、旅の一族の跡取りであったことでむかしから顔が広いし、ものごとをよく知ってます。それに、彼女自身は魔女ではないけど、そのルーツを辿れば偉大な魔法使いの一族に行き着くと聞いてます。彼女に会ってみますか?」
他に手がかりがない以上、シャーロッタの答えは決まっています。
シャーロッタ「会います。わたくしを連れて行ってください、フリーダさんのもとへ」
なんだか、横糸がどんどんつながってきました!
つづきます!
(そして、キンバリーさんは一体何だったんでしょう…?)
*
今回使用させて頂いたCCは、
Kijiko 様
よりお借りしました!
すべてのMOD・CCクリエイター様に、心より感謝しております!
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