今回もあいかわらず「呪いを解くカギを探す兄弟」回をお送りします。
前回、兄弟と別れてほかの場所で「呪いを解くカギ」を探すことを決意した、水の精霊シャーロッタ。善は急げの精神で、早速クローゼットからお出かけ服を出して荷作りして、出発することになりました。
シャーロッタは、何か「カギ」の手がかりを思い出したようですが…?
それでは、本日もまいりましょう!
*
某日、夕刻。
シャーロッタが出発する時間になりました。
ジャケットを着たシャーロッタがおうちから出てきて、見送りのために待っていた兄弟を見つけます。
シャーロッタ「グリフィン様、ロイヤル様。それでは、シャーロッタは行ってまいります。どうか、お身体に気をつけておすごしください」
グリフィン「ああ、おまえも」
ロイヤル「ホームシックになったら、すぐに電話しろよ?シャーロッタ」
シャーロッタ「ありがとう。グリフィン様、ロイヤル様」
シャーロッタ「おふたりとも、生活の基本はお日様を浴びることですからね?ロイヤル様も、眠くなったら地下室のシートじゃなくて、つらくてもちゃんとベッドまで行ってください。ベッドで眠れば、すこしはお疲れもとれるでしょうから。グリフィン様は、トレーニングのあときちんとアイシングして、お食事も忘れずに摂ってください。ただでさえ少食なんですから。あ、冷蔵庫にエッグ&トーストが入ってます!」
シャーロッタ「トトをお散歩に連れていく時は、かならず洋服を着せてあげてくださいね?この町は砂ぼこりが強いですから。リネンウォーターはバスタブの右です。おふたりとも、歯磨きをしなきゃいけませんよ?」
グリフィン「わかったから、早く行け」
そしてシャーロッタは、何度も大きく手を振って、振り返り、振り返り、兄弟のもとから旅立って行ったとか…。
ロイヤル「あーあ。行っちゃったなー」
グリフィン「そうだな…」
ロイヤル「なあ、グリフィン…。おれたち一生、シャーロッタに赤んぼ扱いされるのかなぁ。おれたちふたりとも、通信で高校も卒業してるんだぞ?シャーロッタだって子供みたいなとこ、あるのにさぁ」
グリフィン「諦めろ。おれたち3人の中では、シャーロッタが最強のカードだ」
そしてふたりは、トトを散歩に連れ出そうとしますが、ふとシャーロッタが言っていた「わんこ服」のことを思い出したとか…。
ロイヤル「トトが洋服持ってたなんて、知ってたか…?いつも『まるはだか』なのに」
グリフィン「いや、知らない。シャーロッタが買ったんだろう。シャーロッタは街で働いてたから」
ロイヤル「あ。あった、これだ」
…………。
可愛い…。
*
そしてストレンジャービルは今夜も、最高にストレンジャービルらしい光景です…。
さ、さあ!
グリフィン!ロイヤル坊っちゃん!
きみたちの呪いを解くカギを探すためにも、またストレンジャービルの謎を追うことにしましょう!プレイヤーも張り切って見守るよ!(コワいけど!)
というわけで、再び秘密研究所へ。
いよいよ、あの扉を開けるのです…!
グリフィンが、カードキーを取りだして…。
かざして…。
漆黒の深奥へ…。
ていうかコレ、割と本気でまずい雰囲気では…?
ああああ…。
これは、きみたちの「呪い」のせいではないでしょうね…。
ああああ…。
これは、きみたちの「呪い」のせいでは(以下略)
あーーーーーあ。
*
*
*
…と、いうわけで。
秘密研究所の奥で、小一時間ほど(※体感です)混迷を極めていた兄弟と、それをぼけーっと見守っていたプレイヤー。
いやぁ、濃かったです…!!
そして、かなりオモシロ…う、ううん!なんでもないです!!
幸いなことに、兄弟は時間の経過と共に自分を取りもどし、結構ケロッとして帰っていきました。
グリフィン「…………?プレイヤー、なぜおれたちを見ている?顔に何かついているか?」
う、ううん!
なんでもない!
グリフィン「……?…すこし出かけてくる」
秘密研究所で散々な目に遭って(本人は覚えてないみたいだけど)帰ってきたばかりというのに、深夜ふたたび出ていったグリフィン。向かった先は…?
わかりにくいSSですが、ここ、バーの横合いの道です。
某重要(っぽい)アイテムを手に入れたので、某重要(っぽい)アイテムを使って、地面をスキャンするグリフィン。(イマイチ伏せ字になってません)
ねえねえ、グリフィン。
グリフィンって時々、大胆を通り越してスゴく豪傑だよね…?
(豪傑伝説その1:某重要(っぽい)アイテムを手に入れるために、躊躇なく賄賂を握らせました)
(豪傑伝説その2:かなり怪異的なことになってる地面を、はだしでぺたぺた歩きまわってスキャンしてます。絶対なんか感染的なことになる気がします。靴…靴をどうか……)
グリフィン「豪傑…?そうなのか…?」
出ました。天然グリフィン。
おうちでは自分を取りもどしたロイヤル坊っちゃんが、シャーロッタの作り置きごはんを食べてます。
ロイヤル「シャーロッタ、どうしてるかなぁ」
そうだね。どうしてるかなぁ。
と、いうわけで。
グリフィンとロイヤルには内緒で、プレイヤーは明日、ちょっとシャーロッタの様子を見に行こうと思います!
つづきます!
*
今回使用させて頂いたCCは
Kijiko 様
Nolan-Sims 様
よりお借りしました!
すべてのMOD・CCクリエイター様に、心より感謝しております!
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