こんにちはー。
現在、当ブログでは「長々としたストーリー」をプレイ日記風に連載中です。が、ストーリーのどこから読んでも大丈夫だと思いますので、お気が向きましたら最新記事とかをのんびりご覧くださいませ。
(これまでのストーリーは「マジカル旅人世帯」のラベルからどうぞ!)
それでは、本日もまいりましょう!
*
母フリーダから魔法の水晶を託されて「呪いを解くカギを探す兄弟」のもとに旅立ったハンナ・ミナキ。
プレイヤーはハンナに先回りしてストレンジャービルにふらふら飛んでいき、前回はグリフィン&ロイヤル兄弟の冒険をのん気に見守ってました。が……。
肝心のハンナちゃんがなかなか現れないので、だんだん心配になってきました…。
ちょっと行って、捜してきます…。
ハンナちゃーん!
ハンナちゃーーーん!!
???「はーーーーーい!」
なんということでしょう。声はサンマイシューノのほうから聞こえてきます。
何やってんだろうハンナちゃん…!
サンマイシューノです。
ハンナ「プレイヤー、久しぶりー!」
ハンナちゃん、久しぶりー!
…じゃなくて、一体どしたの?兄弟のおうちはストレンジャービルだよ?どうしてサンマイシューノに?
迷子?方向音痴?あと、お顔がちょっと眠そうだよ?
ハンナ「いや、眠くないし、ただ方角を間違えたの。あたし方向音痴ではないよ。太陽の位置見て旅行できるし」
わー、それもスゴいねぇ。
とりあえず、一緒に行こ?急がないと!
ハンナ「ちょっと待って。これ食べ終わるまで」
あ。お団子食べてたんだ。(フォークで)
旅の途中の栄養補給は大事だよね。プレイヤーもよく貧乏旅行するから(実話)わかるよ。
というわけで!
ハンナちゃん、ストレンジャービルに登場です!
ノックすると、中から「どうぞお入りください」と、グリフィンの声が。
ちなみに、この時夜中の2:14です。ハンナちゃんもグリフィンもフリーダムです。
ハンナちゃんは礼儀正しく育てられたので、礼儀正しい挨拶をします。
グリフィン「お会いできて光栄です。なにかご用が?」
ハンナ「…………?グリフィン、忘れちゃったの?あたしたち、会ったことあるよ?」
え!?
グリフィン「…………!?」
ロイヤル「…………?」
ああ、ふたりともびっくりしてます。
よかった、プレイヤーだけじゃなかった。
ハンナ「あたしたち、よく会ってたのは深い森の中だった。遠い昔のことだけど。グリフィン、あんたは、お父さまのお言い付けで森の奥の家に移り住んだ、って言った。それから、あたしを嫌がって『おれの魔法がお前を殺しでもしたら、どうするつもりだ』って言った。でもあたしが本気にしなかったから、あんたは諦めた」
ハンナ「そのあと何度か一緒に遊んだけど、あんたはある時『もうおれたちに会いに来るんじゃない』って。あたし、すごくさみしかったけど、また会えるって信じてたんだ」
グリフィン「ハンナ・ミナキか……!?時々親父を訪ねてきた女性のひとり娘…よく空を見てた『ひとりぼっちのハンナ』?」
ロイヤル「ええっ!?あの!?子供の頃と別人じゃないか!」
ハンナ「やっとわかってくれた!」
ハンナ「あたし、今すごく懐かしい気持ちだよ。あ…ちょっと待ってて。グリフィン、ロイヤル、これサンマイシューノで買ってきたの。おみやげ」
こ、これは。
ハンナちゃんの旅の食糧…。
ハンナ「グリフィン、ロイヤル。あたし今、本当に嬉しいんだ。何もかも手に取れるように思い出す。あたしたちが初めて会った時、グリフィンは4つ、ロイヤルは2つだった。グリフィンは人見知りして、ずっと怒ったような顔してた。ロイヤルはあの頃、お風呂のあとは必ずハダカで走りだしちゃう男の子だった。あんたたちのお父さまはお紅茶を飲む時、必ずグリーンの磁器のカップを使ってた」
ロイヤル「すげー。よく覚えてるなぁ!」
ハンナ「うん。それが、あたしのチカラだよ!」
ロイヤル「え?……何が?……覚えてることが、チカラ?」
グリフィン「…………?あぁ、ロイヤルは知らなかった、のか?…ハンナは子供の頃、チカラのことを時々話してた。ハンナはその身に、先祖である踊り子クスク・ミナキの能力を受け継いでる。枝の六人兄弟のうちでただひとり、魔力を持たなかったクスク・ミナキ…しかしクスクはその代わりとでもいうように、生まれてから自分が体験したすべての出来事を、忘れずにいることができたらしい。それは、ハンナも同じだということだ」
ロイヤル「赤んぼの時からのこと、全部覚えてるってこと?そんなこと、あるのか…!?」
ハンナ「全部覚えてるよー。小学校の最初のテストの点数とか、母さまに何回叱られたとか、ちっちゃい頃初めておまるにすわった時のこととか」
ロイヤル「え…。それって、結構しんどくないか…?」
ハンナ「うーん、そうでもないよ?何が呪いで何が祝福かは、あたしが自分で決めるからねー」
グリフィン「…………」
ロイヤル「…………」
グリフィン「…ハンナ、そろそろ本題に入ってくれ。まさか思い出話をするために、ストレンジャービルまで来たわけじゃないだろう」
ロイヤル「あ、えっとハンナ、怒らないでくれよ?グリフィンは1時間以上、おれやシャーロッタ以外のシムと同席しないようにしてるんだ」
ハンナ「ああ、そっか。グリフィンの魔力で、まわりのシムが呪われないようにするためなんだね?グリフィンは変わらないね、優しいもん。ロイヤルも変わらないよ?グリフィンをすごく信頼してる」
グリフィン「いや、だから…」
ハンナ「じゃあ、母さまからのことづけを伝えるね?…………うん?」
…………うん?
なんか今、メキメキという音が…。
…………。
忘れてました。
ここはストレンジャービルでした。
つづきます!
*
今回「初めて自分で作ったポーズ」のSSを投入してみました。
今日作ったポーズのSSを今日載せる、という自転車操業です。(自転車操業?)(言葉違わない?)
案の定、ゲーム画面で見ると、カクカクのロボットみたいなぎこちなさで「あちゃあ!」ですが…。(サンマイシューノで手を振っているハンナのポーズがそれです)
初・自作ポーズのクオリティのダメさ加減はともかく、作るのはとっても楽しかった!です。これから、いっぱい楽しく勉強して、いろんなポーズを作ってみたいなぁ!と、わくわくしております。おしまい。
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