あの頃、森の家で(中編)

2019年11月6日水曜日

【プレイ日記】 MODメモ マジカル旅人世帯 過去編

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こんにちは!お変わりございませんか?


今回も「呪いを解くカギを探す兄弟」回です。
しばらくは、この世帯の話が続くと思います。ストーリーが進むにつれ、この話に他の世帯もいろいろとからんできますので、しばしお待ちください…。


というわけで、前回の「あの頃、森の家で(前編)」の続き…「中編」をお届けします!


生まれつきの「強すぎる魔力」を理由に森に送られた、少年時代のグリフィン。
そして、グリフィンを慕って森を訪ねる明朗な弟・ロイヤル。
魔法を中和する特性を持つ水の精霊・シャーロッタは、兄弟をそばで見守りますが…?


それでは、今日もまいりましょう!
(今日のパートは、長いです…!)


シャーロッタ「ロイヤル様は毎日のように、森の家のグリフィン様をお訪ねになりました。ロイヤル様がいらっしゃると、いつも静まり返っている森の家が明るくなって、わたくしはそれが嬉しかった。ご兄弟はよくケンカもしましたが、仲良くおすごしになりました。おふたりのお世話をすることが、わたくしはとても楽しかったんです」



シャーロッタ「ただひとつ、わたくしの心にわだかまっていたのは、わたくしの兄のことでした。双子の兄は、勿論わたくしとおなじ、水から産まれた精霊です。兄はわたくしと違い、精霊としての魔力…いいえ、グリフィン様やロイヤル様の魔力とは異質のものです…そういう魔力に恵まれておりましたが、かわりにシムとしての感情を持たなかった。何も感じないのです。兄はからっぽなのだと、わたくしは聞かされておりました」


シャーロッタ「わたくしが森の家に移ったあとも、グリフィン様ロイヤル様のお父さまであるウルハ様のもとに、兄は残っておりました。兄の精霊としての魔力は、探求の魔法使い・ウルハ様の研究のお役に立っていたのです。そして、ある時【盟主】の称号を持つ大魔法使いが、ウルハ様と兄のもとを訪れました」


シャーロッタ「【盟主】は、失われた古代の魔法を使えば、兄に心を取りもどせるかもしれないと仰いました。兄を大切に思ってくださっていたウルハ様は、悩んだすえ、兄を【盟主】に預けました。星空の下で見送った夜を最後に、わたくしが兄に再び会うことはありませんでした。【盟主】と兄の消息は、今も途絶えたままです」


シャーロッタ「でも、嬉しいこともありました。グリフィン様は研鑽を積んだすえ『精神を統一し、ご自身の魔法を暴走させないよう制御する』技術を身につけられました。以降、グリフィン様が魔法をお使いになったことは、今日まで一度もありません」


シャーロッタ「わたくしは、魔法を制御できるようになったグリフィン様が、森を出られて自由になることを望みました。でも、ウルハ様の許可は下りませんでした。ウルハ様は、ご子息の魔力を恐れていたのです。そして、それは正しかったことがわかりました。ある日、ロイヤル様がお倒れになったのです」


シャーロッタ「理由は悲惨なものでした。グリフィン様の魔力は、ご本人が魔法を使っていない時でさえ御身から放出されていて、おそばにいたロイヤル様はその魔力に汚染されていたのです。おなじ頃、グリフィン様のお顔に青いアザが現われはじめた。プレイヤーさんも見たことありますよね、グリフィン様の目のまわりが青く染まっているのを?あれが、そのアザなんです」


シャーロッタ「ウルハ様はこのアザの出現に驚かれ、また苦しまれましたが、ついにお話しになりました」


ウルハ「…シャーロッタ。知っての通り、グリフィンにアザが現われた。ということは、あの子は【トワイライト】の称号を得て、我が一族の長を継がねばならんのだ。あのアザは魔力の結晶。一族の祖たる魔法使い、ライオネル・トワイライトにも魔力のアザがあったという話だが、以来450年間、一族にそれを持つ者は現れなかった。トワイライトの称号は死んだと思われてきた。だがグリフィンこそが、祖の魔力を継承する者であった。あの子は今日から、グリフィン・トワイライトだ」


ウルハ「シャーロッタ、おまえには話しておこう。グリフィンはいつか必ず、自身の魔力で身を滅ぼす。おまえの双子の兄のようにシムとしての感情を失ったのち、おまえの兄よりもむごく、いずれは無尽蔵に魔力を放出し続けるだけの装置となり果てるのだ。その一生を終えるまで、いやもしかすると、ゴーストとなったあとも」


ウルハ「ロイヤルの運命は、更にひどい。あの子は平凡な魔法使いで、しかも兄の魔力による汚染で衰弱している。それでもグリフィンを慕っていて、離れようとしない。いいや、グリフィン本人に対してではない。ロイヤルはグリフィンの魔力に執着し、嫉妬しているのだ。おまえにはわかるまい。魔法使いとはそういうものだ」


シャーロッタ「ウルハ様のお話を聞いて、わたくしは胸が張り裂けそうでしたが、こうお答えしました。『ご兄弟を引き離すべきです』。ウルハ様もおなじお考えだった。すべては終わりだと、その時わたくしは思いました」


シャーロッタ「でも…そうではなかったのです」


さあ、シャーロッタの物語は佳境に入りました。
つづきます!



今回使用させて頂いたCCは、

Kijiko
Nolan-Sims

よりお借りしました!
すべてのMOD・CCクリエイター様に、心より感謝しております!


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