パスタにかけるドライパセリ(粉末)のかわりにドライバジル(粉末)を使うと、また違った美味しさになることに気づいてしまったプレイヤーこと管理人つまり私でございます。お変わりございませんか?
当ブログは現在「長々としたストーリー」をプレイ日記風に連載中です。が、ストーリーのどこから見ても大丈夫だと思いますので、お気が向かれましたら、最新記事とかをのんびりご覧くださいませ。
(これまでのストーリーの流れは「マジカル旅人世帯」のラベルからどうぞ!)
(今回の記事内のSSはすべて、昨日シムたちの造形を変更する前のものです)
それでは、本日もまいりましょう!
*
謎の精霊のポケットから出てきた青い石。その石にはなんらかの魔法が掛けられているようでしたが、ロイヤルが魔力を注ぎ込んでも何も起こりません。グリフィンもまた、自分に課していた制約を破ってまで、石に強大な魔力を注ぎ込みます。それでも、青い石に変化は訪れず、膠着状態のまま一夜明け……。
どういうわけか青い石は、赤い石に変わっていたのでした。
今日のお話は、ここからスタートです!
朝。
グリフィン・トワイライトが起きてきました。
よかった。昨夜はどうなることかと思いましたが、ふつうに動いてる!
限りなく繊細な面がある割に、この青年自身はいつも平然とした態度で驚かされます。
ロイヤル坊っちゃんも起床しました。
坊っちゃんの体調も、元に戻ったみたい!あと昨日から思ってたけど、そのダウン似合うね?(若い男子だから、可愛いって言うと怒るかもしれないから言わない)
精霊さんも起床。機嫌も体調もよさそうです。
安易にシャーロッタと比べるのは失礼だけど、やっぱりどことなく似てるなぁ。
ねえねえ、三人とも。
まだ目が覚めてないところ申し訳ないけど、とりあえず例の石を見てみて……?
ロイヤル「んー?なんだよ……って、うわ。色が変わってる。さすが、覿面(てきめん)だ。グリフィンの魔力を吸いとっただけのことはあるな……」
グリフィン「……おれの魔力のためとは限らないだろう。おれが込める前に、おまえも自分の魔力を込めたはずだ。時間が経って効果が出ただけかもしれない」
ロイヤル「あ、そうか。まあ、どっちでもいいや」
(昨日、まだ青い石だった時はこんな感じでした)
ロイヤル「うーん。でも、色が変わったほかは、何も起きてないな。特に魔力も感じないし。……はい、ディセンバー。渡しておくよ。おまえの石なんだからな?」
そう言ってロイヤルが赤い石(もとは青い石)を手渡すと、謎の精霊はふしぎそうにそれを見つめ、手のひらに載せて掲げました。
謎の精霊「なんでしょう……。とても懐かしい気配を感じます。昨日、この石が青かった時には何も思わなかったのに……」
ロイヤル「え?」
その刹那、赤い石がまばゆく輝き、光が徐々に弱まっていくにつれ、石の表面に「稲妻のような文字列」が浮かび上がってきました。
ロイヤル「…………!!なんだ?精霊文字……!?」
グリフィン「…………!」
謎の精霊「デル・ソル・バレーの我が家。そう書かれています……」
ロイヤル「なんだって……!?」
声をあげて身を乗り出す坊っちゃんとは対照的に、精霊さんは訝しげに目を細めて尋ねます。
謎の精霊「デル・ソル・バレー……。何のことでしょう。そういう名前の場所があるのでしょうか……?」
…………。
精霊さん、デル・ソル・バレーを知らないんですか。
あの、華やかにして名高い街を……!ううん、そういうこともあるか……!
ロイヤル「グリフィン、どうする?」
グリフィン「行くしかないだろう、デル・ソル・バレーに。たぶん誰かがあの街で、この精霊を待ってる」
急展開です。
慌ただしい出発を前に、ロイヤル坊っちゃんが着替えをかばんに詰め、グリフィンは家を空ける前の最後のメンテナンスをします。
あろうことか、このタイミングでトイレが壊れました。
謎の精霊「ありがとう、トト。あなたも来てくれるんですね……」
そんな精霊さんを、グリフィンがじっと見つめています。
グリフィン「おまえ、大丈夫か」
謎の精霊「はい……?」
グリフィン「昨日、家の外に居たとはいえ、おまえもおれの魔力を浴びたはずだ。おなじように魔力を浴びたロイヤルは、何も言わないが身体を痛めてる。おまえがあいつとおなじようになってもおかしくない」
謎の精霊「ぼくは健康です。いつもより調子が良いくらいですよ……?」
グリフィン「…………?……そうか。ならいい」
そして、精霊さんは三人分の「旅のお弁当」を作ります。
意外かもしれない事実。
精霊さんは家事の名手ですが、手先は不器用です。
お弁当完成。美味しそうです。
さあ、デル・ソル・バレーに出発しましょう!
つづきます!
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今回のポーズは、Andrew's Studio 様よりお借りしました!
すべてのMOD・CCクリエイター様に、心より感謝しております!

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