うどんって、なんでこんなに美味しいのでしょう。半熟玉子を入れるのが大好きです。お変わりございませんか?
当ブログは現在「長々としたストーリー」をプレイ日記風に連載中です。
が、本日はちょっと感じを変えて「魔法の水晶を持ってグリフィン&ロイヤル兄弟のところに来たハンナちゃん」が兄弟のところから帰っていったあと、どこでどうしてたのか……?ということを、覗いてみたいと思います。
それでは、本日もまいりましょう!
*
冬、日曜日。
ミナキ家の筆頭フリーダ・ミナキさんから、プレイヤーに電話がかかってきました。
はい、もしもし……?
フリーダ「もしもし、プレイヤー?こちらはフリーダよ。スラニの島姫、チキ様のお宅から電話してるわ。あなたは今、グリフィンとロイヤルのところに居るはずね?魔法の水晶を持ってそちらに伺ったわたしの娘は、まだそこにいる?ソニアから連絡があって、いつになってもハンナが帰ってこないということだったの」
え!?
いや、ハンナちゃんなら、だいぶ前にストレンジャービルを発ちましたよ?
フリーダ「そう……。サンマイシューノにでも立ち寄ってるのかしら?買い出しをしたいと言ってたから。わかったわ、ありがとう。ハンナのことだから逞しくやってると思うけど、もしどこかで姿を見たら、ソニアが心配してたと伝えておいてもらえる?」
わかりました。と電話を切ったプレイヤーは、ぎゅいんと振り返り、グリフィンたちに断って、バタバタとストレンジャービルをあとにしました。もー!ハンナちゃん、どこ行っちゃったんだろ……!?
ハンナちゃんの気配を追って、ヒラヒラとシム世界の空をとびまわったプレイヤーがたどり着いたのは、ウィンデンバーグでした。ここって、シャレ―ですよね……?
居ました。
ハンナちゃんですよね?
ねえ、ハンナちゃんですよね?
やっぱりハンナちゃんだ!
あれ?でも、髪型変わったね……!?
ハンナ「あ、プレイヤー!ストレンジャービル以来だね。あんまり寒いもんだから、ちょっとシャレ―であったまらせてもらってたんだ。この絵、すごいねー!」
はあ。
あ、いや、会えてよかったよ。髪、またちょっと切った?
ハンナ「切ったよ!ストレンジャービルからの帰りに美容院寄ってきたの。いいでしょ!島に戻ってソニア姉さまに切られるのは、イヤだからさ。知ってる?ソニア姉さまはすごく不器用なんだよ?ああ、でも早く帰らないと姉さまが心配しちゃう。雪の中歩いて帰るのはキツイから、今夜はティモの小屋に泊まることにして、明日の朝一番で島に帰ろうかな?」
なんだ。ハンナちゃん、ちゃんと全部わかってるんだ。
その髪型も、すごい可愛い!似合うねー!
(とくとご覧ください。で、なぜか半目のハンナちゃん)
それに、ティモの小屋に泊めてもらうのは、いい案だね?ここから近いし。
というわけで、ウィンデンバーグに住むボーイフレンド、ティモのおうちに移動です!
ティモ「ハンナ!ストレンジャービルから戻ったんだな!?」
ティモ「疲れただろ、何か飲むか?渦中の兄弟はどうなった?うまく行きそう?」
ハンナ「まだどうなるかわかんないけど、グリフィンもロイヤルもなんとかやってる。ふたりとも元気だよ。あたしの役目は終わったみたい。ティモこそ、母さまたちと一緒に島姫さまのお屋敷に行ったのかと思ってた」
ティモ「そのはずだったんだけど、バイトが入ってたからさ。暮らしていくのは楽じゃないよ」
そして、ハンナはストレンジャービルでのことをティモに話し、ティモもハンナに近況報告をし、ふたりは仲良くすごします。
楽しそう。
しかし、ティモは次第に言葉少なになり、言うべきことを言いあぐねているようでした。
ティモ「ハンナ」
ハンナ「んー?」
ティモ「……ハンナ、じつは聞いてほしいことがある。本当なら、こんなふうになんでもない小屋の中じゃなくて、おまえは都会のレストランとかで言ってほしいのかもしれないけど。今夜みたいな静かな夜なら、おれは森の木々のチカラを貰えて、勇気が出そうな気がするから」
ハンナ「うん、なあに?」
ティモ「おれたち……結婚しようよ」
本日も、急展開。
ついに、その時が訪れました。
でも、ティモはずっと前から、このことを考えていたはずです。
そして、ハンナちゃんの答えは……。
ハンナ「んー、いいよ?あたしも、いつかティモと結婚するだろうって思ってたし」
ティモ「ほんとか……!?」
ハンナ「そうだなぁ。来週の月曜日まで待ってもらっていい?まず島に帰って、母さまにストレンジャービルの報告をするから。それから、ティモとあたしで、父さまと母さまに挨拶しよう?そしたらあたしはもう、ティモのお嫁さんだよ?」
ティモ「ははは……!来週ってのがハンナらしいや。おれも姉貴と妹に報告する。ハンナ、おれたち夫婦になるんだな……!」
そして夜は更け、ハンナちゃんが寝入った頃、ティモの姿は焚き火のそばにありました。
ティモ「嬉しいよ。好きなシムと家庭を持つなんて」
ティモ「好きな女の子と結婚するのは、むかしからの夢だった。うちは親が居なかったからさ。もちろんマルの姉貴とシルキーが居るし、さみしくはなかったけど。でもおれは大人になったら結婚して、家庭を持ちたいって思ってたんだ」
そうなんだ……。
そういえばプレイヤーは、ティモのむかしの話って聞いたことなかったね……?
ティモ「別に面白い話でもないけどね。グリマーブルックの古木から古木へと跳びうつる、子ザルみたいな少年。森の奥のマル・フォーンが大事に守ってる、弟のティモ。それがおれさ」
アライグマのドングリもやってきて、ご主人の話を聞いてます。とても寒い夜だけど、ティモの満ち足りた思いが伝わって、いい夜です。
夜明け前。
お布団にくるまってぐっすりのハンナちゃんと、その寝顔を見つめてるうちに眠っちゃったティモ。ティモがハンナちゃんと一緒のお布団に入ろうとせず、控えめに添い寝してるところに、プレイヤーはきゅんとします。
そして朝がやってきて、ティモは跳ね起きてドタバタとバイト(釣り人です)に出かけていき、ハンナちゃんはお留守番しながら気ままに朝ごはんを食べたあと、ティモの帰宅を見届けておうちに帰っていきました。
うん……?
ティモ、何を考えてるの?
ティモ「ねえ、プレイヤー。ハンナは『来週の月曜日まで待って』って言ったよな?」
うん、言った。
ティモ「その月曜日って、今日のことじゃないよな……?ハンナがそれを言った昨日って、日曜日だったんだよ。日曜日から見た『来週の月曜日』って、いつのことになる?翌日の月曜じゃなくて、8日後の月曜のことだよな?もし今日のことだったら、いくらなんでも準備が間に合わないんだけど」
え……!?
あ、えーっと、どうなんだろう!?
さすがにあのハンナちゃんでも、翌日に結婚しようとは言わないと思うけど、でもハンナちゃんだしなぁ……!
ティモ「ははは……!おれ、一生ハンナに振り回されそうだな!でも、それもいいかな?退屈しなさそうでさ」
ドングリ(ご主人、ご苦労さん……)
つづきます!
*
ハンナの新しい髪型は、
Nords 様(TSR)
よりお借りしました!
すべてのMOD・CCクリエイターの皆様に、心より感謝しております!

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