二日ほどお休みというか「ぷち更新」期間を頂いておりましたが、無事に私の用事が完了しましたので、今日からまた元気に遊んでまいりたいと思います!
本日は、また「呪いを解くカギを探す兄弟」回です。
というわけで、まずはいつもの定型文を!
当ブログは現在「長々としたストーリー」をプレイ日記風に連載中です。が、ストーリーのどこから見ても大丈夫だと思いますので、お気が向かれましたら最新記事とかをのんびりご覧くださいませ。
(前回のお話は、こちらです)
(これまでのストーリーの流れは「マジカル旅人世帯」のラベルからどうぞ!)
それでは、本日もまいりましょう!
*
ストレンジャービルのバーの裏で、身体を弱らせた謎の精霊と出会ったグリフィン&ロイヤル兄弟。やむなく精霊をおうちに連れ帰ったものの、精霊は自分の名前も自分がどこから来たかも、何ひとつ思い出せないといいます。
少々埒が明かない事態の中、それでもストレンジャービルの日常は続いていきます…。
月曜日、朝。
グリフィン・トワイライトの姿は、秘密研究所の中にありました。試作ワクチンを作るため、胞子塊を集めなければならないのです。
やがて、スキャンの電子音にまじって別の物音がしはじめます。
物音っていうか、足音ですねこれ…?
え、隣の部屋から…?
え。
グリフィン「……何をしてる、こんなところで」
謎の精霊「あなたが出かける姿が見えたので、どこへ行くのかと…」
グリフィン「ついてきたのか…。この研究所に飛散する胞子は並みの量じゃない。清浄を好む水の精霊には酷だ。近づかないほうがいい」
謎の精霊「……わかりました」
そう言って踵を返した精霊は…。
何してるんですか一体。
隣のお部屋(休憩室?)にコーヒーメーカーを見つけて、抽出をはじめてしまいました。
おいしそうです。
よかったです。(?)
グリフィン「……何してるんだ、今度は」
謎の精霊「あぁ、グリフィンさん。ここのキャビネットに賞味期限ぎりぎりの豆があったので飲んでしまおうと…。グリフィンさんもいかがですか…?」
飲むんですか、結局。
謎の精霊「グリフィンさん…。ぼくは、ぼくを助けてくださったあなたがたに報いたいと思っております。あらためてお願いします。この研究所で何か調査をしてるなら、ぼくにも手伝いをさせてください」
グリフィン「…………。すこし前なら」
謎の精霊「?」
グリフィン「すこし前のこの町であれば、おまえに手伝ってもらうことを考えたかもしれない。すこし前までは、町の状態はまだマシだった。胞子の量も。実際、おれたちの家にはおまえとおなじ水の精霊がいて、おれたちを助けてくれてた。彼女は今ここにはいないが、おれはそれでよかったと、ほっとしているところだった。この汚染の中で、彼女の身体が耐えられたとは思えないから。それは、おまえもおなじことだ」
謎の精霊「ぼくは……」
グリフィン「もう行ってくれ。家にもどって、ロイヤルがまた無茶をしていないか、見ててやってくれ」
謎の精霊「あなたがたと暮らしてたその精霊のことを、ぼくはお聞きしてみたいです」
グリフィン「わかった、今度話す。とにかく今は」
謎の精霊「……ありがとう。では、ぼくは帰ります。お気をつけて」
そしてグリフィンは地下に潜り、この日の午後は、ひたすら試作ワクチン作りに費やされました。
夜。
グリフィン・トワイライトの帰宅です。
防護服脱ぐのを忘れて、このカッコで町をてけてけ歩いて帰ってくる「天然グリフィン」が久々に炸裂しました。天然っていうか、ちょっと大雑把なのかもしれないですね、この青年は……。
グリフィンが帰ってきた時、謎の精霊は慣れた手つきでキャベツを刻んでました。
彼は料理が得意なようです。こんなところも、ちょっとシャーロッタを思い出します。
バットに生地を流し込みます。
完成。野菜餃子です。
ラー油っぽい二色ディップがおいしそうです。
兄弟を食事に呼ぶ、謎の精霊。
なんか、妙に手慣れてますねぇ。記憶を失う前も、どこかで誰かのごはんを作ってたのかなぁ…。
椅子があるのに、なぜかならんで立ち食いする兄弟。
ふたりの顔を見ると、ほんとにこの精霊さん、料理が上手なんだなぁって思います。
ロイヤル「なあグリフィン。この家に来るシム来るシム、みんなおれたちに食事作ってくれるよな……?みんながいなかったら、今頃飢え死にしてガイコツがふたつならんでたんじゃないかって、おれちょっとコワくなる」
グリフィン「おれもそう思う」
食事のあとは、日課(?)のツタ退治です。
ツタが生えようと何だろうともはや何も言わなくなり、緊張のムードさえつかなくなったグリフィンの落ち着きっぷりが凄いです。
今夜は、ロイヤル坊っちゃんもツタ退治。
奇妙にバランスが保たれた三人+一匹(トト)暮らしで、つづきます……!
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